2008年07月17日
「貧乏人の逆襲!」を読んだ
小林多喜二の「蟹工船」が売れまくっているのは、今年1月に毎日新聞に掲載された高橋源一郎と雨宮処凛の対談がきっかけらしい。
奴隷のように過酷な労働を強いられていた出稼ぎ労働者たちが、人間的な待遇を求めて団結しストライキに踏み切る。国民を守ってくれるものと信じていた国(軍)が資本家側につくという話の展開も含め、現代のフリーター・ワーキングプア・ニートと呼ばれる人たちが置かれている状況と通じるものがある。
非正規雇用で低賃金・重労働などに苦しんでいる人たちがたくさんいる今の時代、「蟹工船」に共感を覚える人が多いというのは、当然の話だ。
非正規雇用労働者は、企業・社会の奴隷にすぎない。
ニートの増加が問題視されているが、働かない人間ばかりが悪いわけではない。
働けない、働かせない、働かせても低賃金、文句を言ったら即解雇という企業・社会の方にもおおいに問題があるわけだが、そのことはメディアではほとんど指摘されない。広告を出してくれる企業を敵に回すような報道はしないのだ。そうして、知らず知らずのうちに情報は操作されていく。
G8関連の報道を見ていた時にも思ったが、G8のような非公式会議の警備費に160億円もの予算が日本国民の税金から使われていたことを、なぜもっとちゃんと報道しないのだろうか? そもそもどれだけの人がその事実を知っていたのだろうか?
松本哉「貧乏人の逆襲!」を読んだ。
デモ活動の話や、選挙に出馬した時の話がとてつもなくおもしろかった。
消費社会という仕組みの餌食にならずに生きること、金をなるべく使わないで生きることこそが、今の時代では反体制的で革命的な生き方であるということがよくわかった。
今年の4月末〜5月にかけて全国で同時多発的に開催された「インディーズ系メーデー」や、G8(主要8ヶ国首脳会議)に対抗して開催されたP8貧困者末端会議など、生きにくい世の中、間違っている社会を変えていくための動きが、少しずつ活発化してきている。
text by アライ
貧乏人の逆襲!―タダで生きる方法
奴隷のように過酷な労働を強いられていた出稼ぎ労働者たちが、人間的な待遇を求めて団結しストライキに踏み切る。国民を守ってくれるものと信じていた国(軍)が資本家側につくという話の展開も含め、現代のフリーター・ワーキングプア・ニートと呼ばれる人たちが置かれている状況と通じるものがある。
非正規雇用で低賃金・重労働などに苦しんでいる人たちがたくさんいる今の時代、「蟹工船」に共感を覚える人が多いというのは、当然の話だ。
非正規雇用労働者は、企業・社会の奴隷にすぎない。
ニートの増加が問題視されているが、働かない人間ばかりが悪いわけではない。
働けない、働かせない、働かせても低賃金、文句を言ったら即解雇という企業・社会の方にもおおいに問題があるわけだが、そのことはメディアではほとんど指摘されない。広告を出してくれる企業を敵に回すような報道はしないのだ。そうして、知らず知らずのうちに情報は操作されていく。
G8関連の報道を見ていた時にも思ったが、G8のような非公式会議の警備費に160億円もの予算が日本国民の税金から使われていたことを、なぜもっとちゃんと報道しないのだろうか? そもそもどれだけの人がその事実を知っていたのだろうか?
松本哉「貧乏人の逆襲!」を読んだ。
デモ活動の話や、選挙に出馬した時の話がとてつもなくおもしろかった。
消費社会という仕組みの餌食にならずに生きること、金をなるべく使わないで生きることこそが、今の時代では反体制的で革命的な生き方であるということがよくわかった。
今年の4月末〜5月にかけて全国で同時多発的に開催された「インディーズ系メーデー」や、G8(主要8ヶ国首脳会議)に対抗して開催されたP8貧困者末端会議など、生きにくい世の中、間違っている社会を変えていくための動きが、少しずつ活発化してきている。
text by アライ
貧乏人の逆襲!―タダで生きる方法